このイベントは、研究者間のコミュニケーションを促進し、さまざまな科学的テーマに関する議論を活発にすることを目的として企画されました。また、学生たちが自身の研究成果を共有するとともに、提供されたさまざまなワークショップを通じて新たなスキルを習得する機会も提供しました。
今回の第3回シンポジウムには約200名の参加者が集まり、チュニスパスツール研究所の主要な3つのテーマを網羅する科学シンポジウムを楽しみました。国内外の講演者の参加もあり、多数の口頭およびポスター発表が学生たちによって行われました。ワークショップは3つのテーマに分かれて実施され、「サイエンススラム」のセッションも開催されました。
最初のワークショップ「The right fund for the right job」はモハメド・ジェマー博士によって進行されました。博士は博士課程の学生に対し、ポストドクトラルの機会を探すための必要なツールを提供しました。
第2回ワークショップ「Computational approaches for biomedical research: Which, When and How」はエムナ・ハリグア博士が担当しました。このワークショップでは、若手研究者が計算手法を用いて、研究課題に取り組むタイミングや方法、データをより効果的に解析する方法を理解するのに役立ちました。
第3回ワークショップ「Emotional intelligence to support Leadership」はシラズ・バッスーミ氏によって進行されました。このワークショップは、参加者がリーダーシップスキルを強化し、特に感情の認識と管理を向上させるのに役立ちました。
サイエンススラムのセッションは、5分間の短いプレゼンテーションを通じて、科学的研究をわかりやすく、楽しく、簡潔に紹介し、一般の人々に科学をより身近に感じてもらうことを目的としました。
和やかな雰囲気を作るために、チュニスパスツール研究所で夕食会が開催されました。この夕食会は、異なる世代の研究者が気軽に交流し、意見交換を行う貴重な機会となりました。